明暮(読み)あけくれ

精選版 日本国語大辞典 「明暮」の意味・読み・例文・類語

あけ‐くれ【明暮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜明け夕暮れ朝晩。転じて、日々。毎日。始終。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「明暮見なれたるかぐや姫をやりていかが思ふべき」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. 「ひめ君の、あけくれにそへてはおもひなげき給へるさまの」(出典:源氏物語(1001‐14頃)須磨)
  3. ( ━する ) あることにたえず専念すること。
    1. [初出の実例]「喧嘩と軽口を叩くことで明け暮れしている人物である」(出典:シェイクスピア(1952)〈吉田健一〉ロメオとジュリエット)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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