明石動物群(読み)あかしどうぶつぐん

最新 地学事典 「明石動物群」の解説

あかしどうぶつぐん
明石動物群

Akashi fauna

大阪層群の明石層から産出する哺乳動物群(亀井節夫,1962),またはこれと房総の梅ヶ瀬層,四日市の奄芸層群の大泉層・暮明(くらがり)層および島原半島の口ノ津層群等の,明石層とほぼ同時代と考えられた哺乳動物群を総括した動物群(亀井節夫,1965;亀井節夫ほか,1970)。後者の広義の明石動物群はParastegodon動物群(亀井節夫,1962)またはParastegodon-Elaphurus fauna(鹿間時夫,1962)とも呼ばれ,これらはビラフランカ動物群に当たる。広義の明石動物群には,明石層から報告されているアケボノゾウ・シカマシフゾウ(Elaphurus shikamai)・カズサジカ(Cervus kazusensis)に加え,明石層からは産出しないプロキシムスゾウ・シガゾウも含まれる。長鼻類による関西の哺乳類生層序分帯(樽野博幸ほか,1993)では,狭義の明石動物群はアケボノゾウ帯(鮮新世後期~更新世前期の初期)に当たり,広義のそれはアケボノゾウ帯とシガゾウ帯(更新世前期後半~更新世中期の初期)の両者にまたがる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 三枝

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む