明石城侍屋敷絵図(読み)あかしじようさむらいやしきえず

日本歴史地名大系 「明石城侍屋敷絵図」の解説

明石城侍屋敷絵図(明石城武家屋敷図)
あかしじようさむらいやしきえず

三九・五×五四センチ

成立 江戸時代後期

原図 荻野家

解説 肉筆彩色画。作成時期などについては不詳。台地上の本丸の麓にあった三の丸を中心に中堀と外堀の間にあった武家屋敷地区のみを描写。各武家屋敷にはそれぞれ家臣名が、また中堀や外堀にあった諸門と橋および各丁名についても記載されている。とくに橋については板橋土橋などの種別についても描き分けている。また三の丸北側、本丸辺りについては、絵画風に松林丘陵を描写。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む