昔方(読み)ムカシエ

デジタル大辞泉 「昔方」の意味・読み・例文・類語

むかし‐え〔‐へ〕【昔方】

《「え」は方の意》過去の方。昔。いにしえ。むかしべ。
「―や今も恋ひしきほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ」〈古今・夏〉

むかし‐べ【昔方】

むかしえ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昔方」の意味・読み・例文・類語

むかし‐え‥へ【昔方】

  1. 〘 名詞 〙 過去の方。むかし。いにしえ。
    1. [初出の実例]「むかしへや今もこひしき時鳥ふるさとにしもなきてきつらむ〈壬生忠岑〉」(出典:古今和歌集(905‐914)夏・一六三)

むかし‐べ【昔方】

  1. 〘 名詞 〙むかしえ(昔方)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む