星間塵(読み)セイカンジン

デジタル大辞泉 「星間塵」の意味・読み・例文・類語

せいかん‐じん〔‐ヂン〕【星間×塵】

固体微粒子からなる星間物質

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精選版 日本国語大辞典 「星間塵」の意味・読み・例文・類語

せいかん‐じん‥ヂン【星間塵】

  1. 〘 名詞 〙 固体の微小な粒子からなる星間物質。→星間物質

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百科事典マイペディア 「星間塵」の意味・わかりやすい解説

星間塵【せいかんじん】

宇宙空間内に散在する微粒物質。ガスとともに星間物質を構成し,ふつう大きさ0.1μmぐらいだが,流星のもとになる比較的大きい粒子をも含めることがある。
→関連項目宇宙塵

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世界大百科事典(旧版)内の星間塵の言及

【星間物質】より

…われわれの銀河系内には,1011個の恒星がある。恒星と星間ガスと星間固体微粒子(星間塵という)の総質量の比は,だいたい1:10-1:10-3である。
[星間ガス]
 O型星や高温のB型星のように,表面温度が2万K以上ある星のスペクトルには,ヘリウム,水素以外の吸収線はほとんどないのがふつうである。…

※「星間塵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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