映画倫理規程管理委員会(読み)えいがりんりきていかんりいいんかい

百科事典マイペディア 「映画倫理規程管理委員会」の意味・わかりやすい解説

映画倫理規程管理委員会【えいがりんりきていかんりいいんかい】

日本で上映される映画の自主的規制のための民間機関。〈映倫〉と略される。1949年アメリカの映画製作倫理規程を参考に映画業界が映画倫理規程を作り,その運用機関として設置。1956年独立。学識委員約5名,審査専門委員約10名からなる。日本で上映されるニュース映画以外のすべての映画を,社会的・道徳的・教育的影響観点から審査し,ときに部分的削除訂正を勧告する場合もあるが,法的強制力はない。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android