春の深山(読み)はるのみやま

精選版 日本国語大辞典 「春の深山」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 の 深山(みやま)

  1. 春のころ深山和歌で「春の宮」にかけていうことが多い。
    1. [初出の実例]「つくばねのこのもとごとにたちぞよる春のみ山の陰をこひつつ〈宮道潔興〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九六六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android