是非に及ばず(読み)ゼヒニオヨバズ

デジタル大辞泉 「是非に及ばず」の意味・読み・例文・類語

是非ぜひおよば◦ず

当否善悪をあれこれ論じるまでもなく、そうするしかない。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。

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精選版 日本国語大辞典 「是非に及ばず」の意味・読み・例文・類語

ぜひ【是非】 に 及(およ)ばず

  1. よしあし、やり方などをあれこれ論議する必要はないとか、もはやそういう段階でない状態をいう。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。是非に叶わず。
    1. [初出の実例]「是非に及ばずして忽に以て世を早(はやふする)」(出典私聚百因縁集(1257)九)

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