…破子そのものがヒノキを材料としたことを考えると,この両者がどう違っていたのか理解しにくいが,《賀陽院水閣歌合(かやのいんすいかくうたあわせ)》(1035)には,その際に用いられた檜破子が,紫檀(したん)の地に螺鈿(らでん)を施した足をつけてあったと注記している。破子は,屋外での宴遊などに多く用いられたが,携帯用の弁当箱としても用いられ,〈昼破子(ひるわりご)を食う〉というように昼食の弁当の意味でも用いられている。現在各地でヒノキなどの薄板を曲げ,サクラの樹皮でとめたものを〈メンパ〉〈ワッパ〉などと呼んで弁当箱にしているが,これらは破子の変化したものであろう。…
※「昼破子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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