時しもあれ(読み)トキシモアレ

デジタル大辞泉の解説

時(とき)しもあれ

ほかに時もあるのに。ふさわしい時期がほかにあるだろうに。あしく。
「例の、―雨いたく降り神いといたく鳴るを」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ときしもあれ【時しもあれ】

折も折とて。他に時もあろうに。 「 -秋やは人の別るべき/古今 哀傷

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

とき【時】 しも あれ

(「あれ」は動詞「有り」の已然形で、逆接条件を表わす) 適当な時期は外にもあろうに、どうして。時もあろうに折悪しく。時もこそあれ。ときしまれ。
※古今(905‐914)哀傷・八三九「時しもあれ秋やは人のわかるべきあるをみるだにこひしき物を〈壬生忠岑〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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