時宗歳末別時(読み)じしゅうさいまつべつじ

精選版 日本国語大辞典 「時宗歳末別時」の意味・読み・例文・類語

じしゅう‐さいまつべつじ【時宗歳末別時】

  1. 〘 名詞 〙 時宗の三大法会の一つ。神奈川県藤沢市の清浄光寺遊行寺)で歳末に日を限って行なわれる別時不断念仏。宗祖一遍の伴野の修行以来、主要行儀の一つとなったもので、古くは陰暦一二月二四日より晦日まで、現在は一一月一八日より二八日まで行なわれる。《 季語・冬 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android