時折節(読み)ときおりふし

精選版 日本国語大辞典 「時折節」の意味・読み・例文・類語

とき‐おりふし‥をりふし【時折節】

  1. 〘 名詞 〙 何かが行なわれる、また何かの状態にある時点。しかるべき時。その時その時。その時期。おりふし。
    1. [初出の実例]「此小袖をこひ、ながき世までの形見とおもひて、時折節こそあるに」(出典:曾我物語(南北朝頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む