時雨螺鈿鞍(読み)しぐれらでんのくら

精選版 日本国語大辞典 「時雨螺鈿鞍」の意味・読み・例文・類語

しぐれらでん‐の‐くら【時雨螺鈿鞍】

  1. 慈円和歌「わが恋は松を時雨の染めかねてまくづが原にかぜさはぐなり」に基づいて、松に蔦(つた)が時雨になびくさまを意匠とした鞍。鎌倉時代における漆工遺品中の最高傑作の一つといわれる。東京、永青文庫蔵。国宝

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む