晒布(読み)さらしぬの

精選版 日本国語大辞典 「晒布」の意味・読み・例文・類語

さらし‐ぬの【晒布】

  1. 〘 名詞 〙 さらして白くした織物。古くは、主として麻布をいう。さらし。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「常盤曝布」(出典:続日本紀‐天平八年(736)五月辛卯)
    2. 「さらし布霞の足しに聳へけり」(出典:俳諧・おらが春(1819))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android