普通責任準備金

保険基礎用語集 「普通責任準備金」の解説

普通責任準備金

決算日現在、保険期間未了の契約について、次年度以降に発生すべき損害に対する保険金の支払義務を果たすために、地震自賠責保険を除くすべての種目で末経過保険料または初年度収支残のいずれか大きい金額を責任準備金一つとして積立てます。

出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の普通責任準備金の言及

【責任準備金】より

… なお生命保険の責任準備金には,保険料積立金と未経過保険料準備金,さらに保険種類によっては危険準備金が含まれる。【松田 喜義】
[損害保険会社の責任準備金]
 これは普通責任準備金と異常危険準備金に大別される。普通責任準備金は,決算期末に保険期間が終了していない保険契約の保険料のうち未経過期間に対応する未経過保険料と,初年度収支残(当年度に収入した保険料からその契約の保険金,事業費を控除した額)のいずれか大きいほうを保険種目ごとに積み立てるものである。…

※「普通責任準備金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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