保険金(読み)ホケンキン

大辞林 第三版の解説

ほけんきん【保険金】

保険事故の発生により、損害保険では被保険者に、生命保険では保険金受取人に保険会社から支払われる金銭。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

保険金
ほけんきん
claim paid

生命保険では、保険事故が生じたときに保険者から現実に支払われる一定の金銭であり、損害保険では、保険事故により損害が生じたときにその填補(てんぽ)として支払われる金銭で、しばしば填補金とよばれる。保険金は原則として、損害保険においては被保険者に、生命保険においては保険金受取人に支払われる。損害保険では、保険金の額は現実の損害額に応じて、保険金額の範囲内で、しかも原則として保険金額の保険価額に対する割合によって決められる。生命保険は定額保険であって、保険金の額は一般には約定の保険金額と一致するが、被保険者が不慮の災害や特定感染症で死亡したときは保険金額の倍額を支払う特約がなされることがある。また、定期保険、終身保険、養老保険などの死亡保障性の強い保険にあっては、無診査保険、標準下体保険などでは、契約締結ののち一定期間は保険金額を削減して支払う場合がある。[金子卓治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の保険金の言及

【保険価額】より

…保険事故の発生によって被保険者が被る可能性のある損害の最高限度額を意味する。保険会社と保険契約者は,契約締結の際,保険会社が塡補(てんぽ)金(保険金)として支払う金額の最高限度を定める。これを保険金額というが,被保険者は保険価額を超える額の損害を被ることはありえないことから,保険金額は保険価額の範囲内で決めなければならない。…

※「保険金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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