景信山(読み)かげのぶやま

改訂新版 世界大百科事典 「景信山」の意味・わかりやすい解説

景信山 (かげのぶやま)

東京都八王子市と神奈川県相模原市の境界,関東山地東縁に位置する山。標高727m。主として中生代小仏(こぼとけ)層よりなる。山名小田原北条氏の家臣桜町中納言景勝(横地将監景信ともいう)が甲州勢に備えて山頂に遠見場を設けたことによると伝える。山頂は眺望にすぐれ,高尾山から小仏峠をへて陣馬山に連なる通称裏高尾の尾根筋にあり,東京近郊の好ハイキングコースとなっている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む