小仏(読み)こぼとけ

精選版 日本国語大辞典の解説

こ‐ぼとけ【小仏】

[1] 〘名〙
① 仏像の小さなもの。小さい仏像。
※雑俳・壁に耳(1716‐36)「おく様の手にかかる小仏」
② 「かごめかごめ」に似た、子どもの遊戯の一つ。「中の中の小仏」で歌う文句に出てくることば。大勢にまるく囲まれた中にひとりしゃがんでいる子どもの姿のたとえか。「まわりのまわりの小仏、なぜ背が低いな、親の日にとと食って、まま食って、それで背が低いな」と歌われる。〔和訓栞(1777‐1862)〕
[2] 東京都八王子市裏高尾町の地名。江戸時代は甲州街道の駒木野と小原(おばら)の間の宿駅。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の小仏の言及

【回りの小仏】より

…〈まわりまわりのこぼとけ〉〈なかのなかのこぼとけ〉〈なかのなかのじぞうさん〉,あるいは単に〈こぼとけ〉ともいう。〈かごめかごめ〉と同様の遊びで,子どもたちが手をつないで輪をつくり,その輪の中に目隠しをした小仏(地蔵あるいは小坊とも)が1人入り,まわりを子どもたちがはやしことばを歌いながらめぐり,歌が終わってかがんだところを小仏がその1人をつかまえ名を当て,当てられたものが小仏となる。はやしことばは地方によって違いがあるが,東京地方では〈まわりまわりの小仏はなぜせいがひくい,親の日にとと食ってまま食って,それでせいがひくいな,うしろにいるものだあれ〉とはやす。…

※「小仏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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