景洪(読み)けいこう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「景洪」の意味・わかりやすい解説

景洪
けいこう / チンホン

中国南西部、雲南(うんなん)省南端、シーサンパンナ・タイ族自治州中部の県級市。人口39万9200(2010)。州と市の政府所在地の允景洪(いんけいこう)は瀾滄江(らんそうこう)(メコン川上流)に沿い、行政施設のほか劇場、デパート、市場などが並ぶ。市内は茶、バナナ、サトウキビ、コーヒーなどの熱帯作物が多く、谷間水田では水稲栽培が盛んである。允景洪は古代のタイ系王国ソンパンナの中心地であり、元代に中国領となり車里(しゃり)とよばれ、明(みん)・清(しん)代には宣慰使司が置かれた。省都昆明(こんめい)との間に自動車道が通じる。市南部のガサ鎮にはシーサンパンナ・ガサ空港がある。允景洪で毎年4月に行われる潑水節(はっすいせつ)(水かけ祭)には州内はもとより香港(ホンコン)、タイ、日本などから観光客が集まる。

[青木千枝子・河野通博・編集部 2017年2月16日]

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