雲南(読み)うんなん(英語表記)Yúnnán

旺文社世界史事典 三訂版「雲南」の解説

雲南
うんなん
Yúnnán

ミャンマービルマ)・ラオス・ヴェトナムに国境を接する中国南西端の省
漢人のほか,苗 (ミヤオ) ・猺 (ヤオ) ・モイ・ロロ族など少数民族が住む。代に益州郡が置かれ,後漢 (ごかん) ・蜀 (しよく) が経営を進めたが,唐代にはチベット−ビルマ系のロロ族が南詔を建て,宋代にはタイ人が大理国を建てて独立した。元のときに中国領として雲南行省が置かれ,昆明 (こんめい) に統治機関が置かれた。明・清代に漢人の移住がふえ,イスラーム系の土着民との摩擦が起きた。清末期には一時フランスの勢力範囲となり,ハイフォンから鉄道が敷設された。中華民国初期には反袁世凱運動の拠点の1つとなり,第3革命の発祥地となった。

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精選版 日本国語大辞典「雲南」の解説

うんなん【雲南】

[一] 中国南部、雲貴高原の西南部を占める省。緬公路がミャンマーに通じる。省都、昆明(こんめい)。滇(てん)省。
[二] 中国、昆明の別名
[三] 島根県北東部の地名。斐伊川中流域、および支流の三刀屋川流域を占める。平成一六年(二〇〇四市制

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デジタル大辞泉「雲南」の解説

うんなん【雲南】[島根県の市]

島根県東部にある市。山間部では古くから、たたら製鉄が栄えた。平成16年(2004)11月に大東町、加茂町、木次きすき町、三刀屋みとや町、吉田町掛合かけや町が合併して成立。人口4.2万(2010)。

うんなん【雲南】[中国の省]

中国南部の省。省都は昆明こんめい。温暖な高原地帯で、稲作などが行われ、すず・銅や大理石を産する。ベトナムラオスミャンマーに接し、多民族が居住てんユンナン

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