日本歴史地名大系 「晴宗公采地下賜録」の解説
晴宗公采地下賜録
はるむねこうさいちかしろく
晴宗公采地下賜録
はるむねこうさいちかしろく
三巻(第三巻欠)
成立 天文二二年
原本 仙台市博物館
解説 伊達氏一四代稙宗とその子晴宗によるいわゆる天文の乱の最中、両者は家臣たちにそれぞれ所領宛行状を乱発した。乱は稙宗の隠居という形で収束したが、乱後晴宗はそれまでの知行判書をすべて提出させ、新規の判書を与えた。その台帳となったのがこの資料で、戦国体制確立期の伊達氏領や家臣の序列を明らかにするうえで重要である。
活字本 「日本文化研究所研究報告」別巻四・「伊達家塵芥集の研究」
晴宗公采地下賜録
はるむねこうさいちかしろく
三巻(第三巻欠)
成立 天文二二年
原本 仙台市博物館
解説 伊達氏天文の乱で混乱した領内の所領宛行を乱後に整理した台帳。領国制確立期の伊達氏領内や家臣の序列を明らかにすることができる。
活字本 「日本文化研究所研究報告」別巻四
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報