精選版 日本国語大辞典 の解説 ちしゃ【智者】 の 辺(ほとり)の童(わらべ・わらんべ)は習(なら)わぬ経(きょう)を読(よ)む 仏道をきわめた高僧のかたわらにいれば、たとえ子どもであっても、知らないうちに経文をおぼえる。すぐれたものの近くにいれば、自然となじんで向上することのたとえにいう。門前の小僧習わぬ経を読む。〔御伽草子・浄瑠璃十二段草子(大東急記念文庫善本叢刊所収)(室町末)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例