日本歴史地名大系 「智隆寺」の解説 智隆寺ちりゆうじ 青森県:黒石市温湯村智隆寺[現在地名]黒石市温湯 鶴泉温湯(ぬるゆ)の西にあり、鶴泉山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。縁起によれば、いつの頃からか鶴の庵という草庵があり、寛永年間(一六二四―四四)花山院忠長が滞在したという。その後行脚の僧が来住したが、元禄年間(一六八八―一七〇四)無住となる。享保四年(一七一九)越前から来た僧慶終が黒石感随(かんずい)寺二世休可の法弟となり、本山に願出て鶴の庵を道場として開くことを許された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by