暗さ(読み)くらさ

精選版 日本国語大辞典 「暗さ」の意味・読み・例文・類語

くら‐さ【暗さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「くらい」の語幹接尾語「さ」の付いたもの ) 暗いこと。また、その度合
    1. [初出の実例]「暗(クラ)さはくらし太刀のあて所少(すこし)さがりたりければ、玉懸骨にぞ切付(きりつけ)たる」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の暗さの言及

【明るさ】より

…この部屋は明るい,あるいは暗いなどと日常でよく使っている人間の感覚を表現する言葉であるが,色彩学などの専門の分野ではもう少し厳密な使い方をしている。つまり,明るさbrightnessという言葉は光源色のみに対して用いるのである。光源色とは物体を照らす光源の色であり,いわば色そのものであって,物体に対して私たちが見る物体の色,すなわち物体色とは区別されている。その光源色に対して私たちが感ずるいわば強さの感覚を明るさというのである。…

※「暗さ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android