デジタル大辞泉 「暫しく」の意味・読み・例文・類語 しまし‐く【▽暫しく】 [副]《上代語》「しまし」に同じ。「―もひとりありうるものにあれや島のむろの木離れてあるらむ」〈万・三六〇一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「暫しく」の意味・読み・例文・類語 しまし‐く【暫く】 〘 副詞 〙 ( 「く」は副詞語尾。多く下に助詞「も」を伴って用いる ) しばらく。少しの間。しまし。[初出の実例]「芳野河行く瀬の早み須臾(しましく)も淀む事無く在りこせぬかも」(出典:万葉集(8C後)二・一一九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例