普及版 字通 「曁」の読み・字形・画数・意味
曁
16画
[字訓] ともに・およぶ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(既)(き)。〔説文〕七上に「日頗(すこ)しく見ゆるなり」とあり、〔段注〕に日食の意とするが、字は旦に従い、日出のはじめとみてよい。「ともに」「およぶ」は・(き)と声が近く、通用の義である。
[訓義]
1. かすかな日の光。
2. ・と声が通じ、ともに、およぶ。
3. と通じ、ぬる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕曁 アツカル・タケシ・アタフ・ヲハリ・イタル・オヨブ・クミス
[語系]
曁・giet、kietは声近く、通用する。
[熟語]
曁曁▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報