曰く有り気(読み)いわくありげ

精選版 日本国語大辞典 「曰く有り気」の意味・読み・例文・類語

いわく【曰く】 有(あ)り気(げ)

  1. こみいったわけ、特に、あまり好ましくない事情がありそうなさま。
    1. [初出の実例]「なんでも無いところをマルマルにして曰(イハ)くありげに見せるようなことをした」(出典江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む