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矢田挿雲 やだ そううん

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美術人名辞典の解説

矢田挿雲

俳人、作家。本名義勝。九州日報、報知新聞記者の後作家生活に入る。考証的読み物『江戸から東京へ』『沢村田之助』『太閤記』等を報知新聞に連載したが、特に『太閤記』は好評であった。俳句は16・7才頃より始め、子規歿年まで3年間師事した。『破摩弓』『がゞり火』『俳句と批評』等創刊。正岡子規最後の人。著書に『挿雲第一句集』がある。昭和36年(1961)歿、79才。

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百科事典マイペディアの解説

矢田挿雲【やだそううん】

小説家,俳人。本名義勝。金沢生れ。東京専門学校(現,早稲田大学)在学中,正岡子規の門下に入り句作。報知新聞社記者時代の1919年《俳句と批評》を創刊,また同新聞に連載した《江戸から東京へ》は,現地を実地調査し,口碑伝説などを取材してまとめた地誌的歴史読物で,足で書く読物の先鞭をつけた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

矢田挿雲 やだ-そううん

1882-1961 大正-昭和時代の小説家,俳人。
明治15年2月9日生まれ。東京専門学校(現早大)在学中より正岡子規にまなぶ。大正4年報知新聞社にはいり,野村胡堂のすすめで歴史読み物「江戸から東京へ」を連載。「大衆文芸」同人。戦後は俳誌「挿雲」を主宰した。昭和36年12月13日死去。79歳。石川県出身。本名は義勝。小説に「太閤記」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

やだそううん【矢田挿雲】

1882‐1961(明治15‐昭和36)
俳人,小説家。本名は義勝。金沢生れ。東京専門学校(現,早稲田大学)在学中,正岡子規に俳句を学ぶ。各地の新聞社勤務を経て,《報知新聞》社会部記者となる。部長の野村胡堂に勧められて連載した歴史読物《江戸から東京へ》は,足で書かれた連載物として好評を博した。1925年(大正14)秋,白井喬二の提唱により大衆作家の親睦団体二十一日会が結成され,翌年同人誌《大衆文芸》が創刊されるとその同人となる。歌舞伎役者の色模様を描いた《沢村田之助》(1923‐24),豊臣秀吉の赤裸々な人間性を浮彫にした長編《太閤記》(1925‐34)などが代表作。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

矢田挿雲
やだそううん

[生]1882.2.9. 金沢
[没]1961.12.13. 市川
俳人,小説家。本名,義勝。新聞社を転々としたのち,1919年『俳句と批評』を創刊。かたわら歴史読物『江戸から東京へ』 (1920~23) で文名をあげ,25年白井喬二らと二十一日会を結成。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

矢田挿雲
やだそううん
(1882―1961)

小説家、俳人。金沢市に生まれる。本名義勝(よしかつ)。1900年(明治33)東京専門学校(現早稲田(わせだ)大学)へ入学。在学中より正岡子規(しき)の門に入り句作を続ける。『九州日報』から『報知新聞』に転じる。1926年(大正15)直木三十五らと第一次『大衆文芸』を創刊。代表作に地誌的歴史読物『江戸から東京へ』全12巻(1920~23、1926、1941~42)があり、また、長編小説『太閤記(たいこうき)』全12巻(1925~34)は、史書を渉猟(しょうりょう)し、実地踏査による実証に支えられ、後の『太閤記』ものの礎石となった。[山崎一穎]
『『江戸から東京へ』全9冊(中公文庫)』

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世界大百科事典内の矢田挿雲の言及

【江戸から東京へ】より

矢田挿雲の歴史読物。1920‐23年(大正9‐12)《報知新聞》に連載。…

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