曰物(読み)いわくもの

精選版 日本国語大辞典 「曰物」の意味・読み・例文・類語

いわく‐ものいはく‥【曰物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌舞伎衣装で、特別の仕掛けがあるもの。表と裏と両方着られるもの、出血のさまを見せる仕掛けのあるものなど。
  3. いわく因縁のあるもの。特に、よくない前歴を有する人。
    1. [初出の実例]「『何か因縁者(イワクモノ)ぢゃア有りませんかい』『因縁者(イハクモノ)てへのは…』『疵が有りゃア為ないかへ』」(出典:落語・たらちめ(1894)〈四代目橘家円喬〉)

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