曲抜(読み)きょくぬき

精選版 日本国語大辞典 「曲抜」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ぬき【曲抜】

  1. 〘 名詞 〙 曲芸として、物を抜き取ったり、抜刀したりすること。また、その技。
    1. [初出の実例]「花笠の紐を汚さぬ結びやう〈阿誰〉 幾春ばかす銭の曲抜(キョクヌキ)百万〉」(出典:俳諧・夜半亭発句帖(1755))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android