阿誰(読み)あすい

精選版 日本国語大辞典 「阿誰」の意味・読み・例文・類語

あ‐すい【阿誰】

  1. 〘 名詞 〙 だれ。
    1. [初出の実例]「既就堯衢恩煦。阿誰更憶陶潜家」(出典凌雲集(814)和菅祭酒賦朱雀衰柳作〈丹塀清貞〉)
    2. [その他の文献]〔賈充‐与妻李夫人聯句詩〕

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普及版 字通 「阿誰」の読み・字形・画数・意味

【阿誰】あすい

何びと。〔三国志、蜀、統伝〕(先主)統に謂ひて曰く、今日の會、樂しと謂ふべしと。統曰く、人の國を伐(う)ちて以てと爲すは、仁の兵に非ずと。先うて怒る。~(つ)いでい、~謂ひて曰く、向(さき)の論、阿誰を失と爲すと。統對(こた)へて曰く、君臣に失すと。

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