日本歴史地名大系 「曲沢堰」の解説 曲沢堰まがりさわせき 秋田県:由利郡由利町曲沢村曲沢堰新上条(しんかみじよう)で子吉(こよし)川から取水し、山田(やまだ)・土蔵(つちくら)・蟹沢(かにさわ)・窪田(くぼた)・前郷(まえごう)・陳(じん)ヶ森(もり)・曲沢を貫き、延長一二・五キロに及び、給水面積は約一二〇ヘクタールに達する。滝沢(たきざわ)堰ともいう。貞享四年(一六八七)本荘藩家老村岡源之進の指導により、曲沢村および陳ヶ森(現陣ヶ森)地内の開発が進められた時、陳ヶ森の大沢(おおさわ)に水源を求めた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by