日本歴史地名大系 「由利町」の解説 由利町ゆりまち 秋田県:由利郡由利町面積:九六・六六平方キロ由利郡のほぼ中央に位置し、北は本荘市、南は矢島町、東は東由利町、西は西目町・仁賀保(にかほ)町に接する。東部は標高三〇〇―四〇〇メートルの山地で東由利町との境をなし、西部は由利原(ゆりはら)とよばれる二五〇―三〇〇メートルの高原が続き、南の鳥海山北斜面につながり、その水を集める鮎(あゆ)川が北を流れる。矢島町から北流する子吉(こよし)川は、町のほぼ中央を貫き、南福田(みなみふくだ)地内で鮎川を合わせ本荘市に入る。子吉川の両岸に耕地とおもな集落がある。また、由利原の中央を流れる鮎川沿岸に狭小な平地があり、それに沿って小集落が並んでいる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報