書き始め(読み)かきはじめ

精選版 日本国語大辞典 「書き始め」の意味・読み・例文・類語

かき‐はじめ【書始・画始】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書き始めること。また、その部分。かきだし。
    1. [初出の実例]「マヅ ヘイケモノガタリ ノ caqifajime(カキ ハジメ) ニワ」(出典:天草本平家(1592)一)
  3. かきぞめ(書初)
    1. [初出の実例]「画始の事 土佐守が家にては、正月二日、門人寄り集り、六曲の屏風を新に白張に調じて、鶴亀松竹の絵を焼筆以て写し」(出典:文晁画談(1811)(古事類苑・文学四四))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android