書き果せる(読み)カキオオセル

デジタル大辞泉 「書き果せる」の意味・読み・例文・類語

かき‐おお・せる〔‐おほせる〕【書き果せる】

[動サ下一][文]かきおほ・す[サ下二]書くべきことをすっかり書く。最後まで書きあげる。「一週間では、とても―・せる自信はない」

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精選版 日本国語大辞典 「書き果せる」の意味・読み・例文・類語

かき‐おお・せる‥おほせる【書果】

  1. 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきおほ・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 すっかり書き終える。最後まで書きあげる。
    1. [初出の実例]「陸奥紙(みちのくにがみ)のあつごえたるに、匂ばかりは、深うしめ給へり。いと、ようかきおほせたり」(出典源氏物語(1001‐14頃)末摘花)

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