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陸奥紙 ミチノクガミ

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デジタル大辞泉の解説

みちのく‐がみ【陸奥紙】

陸奥産の檀紙。また、檀紙のこと。みちのくにがみ。

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大辞林 第三版の解説

みちのくがみ【陸奥紙】

陸奥産の檀紙だんし。また、檀紙の別名。上質の楮こうぞ紙ともいう。みちのくにがみ。

みちのくにがみ【陸奥紙】

みちのくがみ(陸奥紙) 」に同じ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陸奥紙
みちのくがみ

平安時代に陸奥(むつ)国で産出された、コウゾ(楮)を主原料とする上質の和紙。「みちのくにがみ」ともいう。衣(ころも)川流域の平泉文化圏で漉(す)き始められたとの説もあり、その紙質が都の紙屋紙(かんやがみ)に匹敵するほど良質なため、平安京の貴族の間でもてはやされて、やがて紙屋院を衰退に導く結果ともなった。王朝文学にしばしばその賛美のことばとともに用いぶりが表れており、厚くてふくよかな、しかも白くて清らかなその麗しい紙は、懐紙として詩歌を書いたりするのに愛用されたことがわかる。はるかな奥羽地方をしのんでか、唐様(からよう)に檀紙とよんだり、あるいは真弓紙(まゆみのかみ)といったりしたようである。[町田誠之]

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世界大百科事典内の陸奥紙の言及

【檀紙】より

…平安時代には手紙はもとより,漢詩や和歌などを記す懐紙などにも用いられた高級な紙であった。男子は檀紙と記していたが,《源氏物語》などの女流文学にみられるように,女子は陸奥紙(みちのくがみ)とよんでいた。このため檀紙の産地を陸奥とみなす説がゆきわたっているが,一説には,これは修辞学的な表現にすぎず,実際は広く各地から産出したものという。…

※「陸奥紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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