書き消つ(読み)カキケツ

デジタル大辞泉 「書き消つ」の意味・読み・例文・類語

かき‐け・つ【書き消つ】

[動タ四]いったん書いて消す。
「降り乱れみぎはにこほる雪よりも中空なかぞらにてぞわれはぬべき、と―・ちたり」〈浮舟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書き消つ」の意味・読み・例文・類語

かき‐け・つ【書消】

  1. 〘 他動詞 タ行四段活用 〙かきけす(書消)
    1. [初出の実例]「かの治部卿の朝臣のしふのなかに、いまかみにかきけたれたりし、さいこくにおもひくすべしとありしみづつに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む