曼声(読み)まんせい

普及版 字通 「曼声」の読み・字形・画数・意味

【曼声】まんせい

ゆたかに長く引く声。〔列子、湯問〕昔、韓娥(歌の上手)、~(げきりよ)(旅館)を(よぎ)る。の人、之れを辱(はづかし)む。韓娥因りて曼聲哀哭す。一里の老幼悲愁し、涕(なみだ)を垂れて相ひ對し、三日らはず。

字通「曼」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む