替の型(読み)カエノカタ

デジタル大辞泉 「替の型」の意味・読み・例文・類語

かえ‐の‐かた〔かへ‐〕【替の型】

能で、普通と違った型で演じること。また、その型。
能で1がそのまま小書こがきの名となったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 いろえ

精選版 日本国語大辞典 「替の型」の意味・読み・例文・類語

かえ【替】 の 型(かた)

  1. 能楽で普通の演出方法とは変わった特殊演出のこと。たとえば「羽衣」での「彩色(いろえ)」など。
  2. 能楽でシテの舞型を特にかえて演ずる特別の演じ方。また、その名称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android