最期の十念(読み)さいごのじゅうねん

精選版 日本国語大辞典 「最期の十念」の意味・読み・例文・類語

さいご【最期】 の 十念(じゅうねん)

死にぎわに念仏十度唱えること。
平家(13C前)五「波風いよいよあれければ、或は観音名号をとなへ、或は最後十念に及ぶ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「最期の十念」の意味・読み・例文・類語

さいご‐の‐じゅうねん〔‐ジフネン〕【最期の十念】

死ぬまぎわに念仏を10回唱えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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