月和田村(読み)つきわだむら

日本歴史地名大系 「月和田村」の解説

月和田村
つきわだむら

[現在地名]六日市町抜月ぬくつき

抜舞ぬくまい村の南東吉賀よしが川左岸の村。明治四年(一八七一)の万手鑑では古高二八〇石余、寛永一四年(一六三七)の検地高五五二石余、明治四年の総高六〇〇石余・反別六〇町六反余、家数四三(本百姓四二・徳正寺)・人数一二八、牛三六、米蔵一、諏訪大明神社と小社一、鉄砲八、紙漉舟二五。享和三年(一八〇三)の石見国郡村仮名付帳(津和野町郷土館蔵)では抜舞村の枝郷であった。享保三年(一七一八)の当地方の百姓一揆では当村の百姓甚三郎は他の三名とともに首謀者として捕らえられ、入牢した(鹿足郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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