月山村(読み)つきやまむら

日本歴史地名大系 「月山村」の解説

月山村
つきやまむら

[現在地名]朝日町月山・南原なんばら

川右岸にあり、北は川仕新かわししん村、東は月山新つきやましん村、西は三枚橋さんまいばし村、南はふたッ村。慶長一七年(一六一二)の前田長時宛の知行方目録(北徴遺文)に村名がみえ、高一二四石余を知行している。正保郷帳では高五三九石余、田方三四町九反余・畑方一町。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高六〇八石、免四ツ二歩、小物成は野役四三匁・鱒役五匁・鮎川役五匁(三箇国高物成帳)。寛文一一年一〇四石、延宝二年(一六七四)五六石、天和元年(一六八一)一二四石、享保一六年(一七三一)八一石の引高があり、宝永四年(一七〇七)など五回の増高により、天保一一年(一八四〇)の草高三二〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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