月岡遺跡(読み)つきおかいせき

日本歴史地名大系 「月岡遺跡」の解説

月岡遺跡
つきおかいせき

[現在地名]堀之内町堀之内 月岡

国鉄上越線堀之内駅の西方二キロ、魚野うおの川の上位段丘面標高一三七メートルの舌状台地上にある。台地の東は緩傾斜雑木林、南は山林となり、北西側は三〇メートル前後の急崖で限られる。昭和四三年(一九六八)の発掘調査によって、二五―三〇センチの黒褐色土層の下部、基盤ローム質土層直上から細石刃・舟形細石刃核・荒屋型彫器など多量の石器が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 石囲炉

関連語をあわせて調べる

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む