有定村(読み)ありさだむら

日本歴史地名大系 「有定村」の解説

有定村
ありさだむら

[現在地名]鯖江市有定町一―三丁目・住吉すみよし町三丁目

西鯖江にしさばえ村の西にあり、西は日野川を境に熊田くまだ鳥井とりい下司げしの各村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では丹生北郡中に「有定村」高五七・一石とみえ、正保郷帳は「在定村」と記し、田方のみ五七・一石。初め福井藩領、貞享三年(一六八六)幕府領、元禄一〇年(一六九七)高森藩領、後に幕府領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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