有山新村(読み)ありやましんむら

日本歴史地名大系 「有山新村」の解説

有山新村
ありやましんむら

[現在地名]滑川市寺町てらまち

早月はやつき川が形成した新扇状地の南東端付近に位置し、西は赤浜あかはま村、南東は寺町村。村名の由来は有山村(現魚津市)の飛地で、のち村立てされたことによる。天保一一年(一八四〇)有山村飛地の作人であった寺町村の八郎兵衛ほか五人と寺町村肝煎宗右衛門および有山村肝煎次郎三郎らは、有山村飛地を有山新村と称して草高二四石余、免三ツの村として村立てすることを加賀藩改作奉行に願出てこれを許可された(伊東家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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