有所得(読み)ウショトク

デジタル大辞泉 「有所得」の意味・読み・例文・類語

う‐しょとく【有所得】

仏語
理解すること。知覚すること。⇔無所得
こだわりの心をもつこと。⇔無所得

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有所得」の意味・読み・例文・類語

う‐しょとく【有所得】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。得られるものがあると考えること。物事に執着すること。⇔無所得
    1. [初出の実例]「如有一類長住深山、有所得心、修寂静業、魔知彼心可以動壊、発空中声、讚其行」(出典顕戒論(820)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android