有明月夜(読み)アリアケヅクヨ

デジタル大辞泉 「有明月夜」の意味・読み・例文・類語

ありあけ‐づくよ【有明月夜】

有明の月」に同じ。
「みなづきの―つくづくと思へば惜しきこの世なりけり」〈桂園一枝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有明月夜」の意味・読み・例文・類語

ありあけ‐づくよ【有明月夜】

  1. 〘 名詞 〙 有明頃の月夜。また、その月。
    1. [初出の実例]「月〈略〉もち、かたわれ、あり明月よ」(出典:八雲御抄(1242頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android