有無者(読み)あるなしもの

精選版 日本国語大辞典 「有無者」の意味・読み・例文・類語

あるなし‐もの【有無者】

  1. 〘 名詞 〙 あってもないような人。あってもなくても顧みられない者。無視される人。有って無かしもの。
    1. [初出の実例]「後には有なしもののやうに、深宮の中にをしこめられさせ玉ひ」(出典:浮世草子・国姓爺明朝太平記(1717)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む