深宮(読み)シンキュウ

デジタル大辞泉 「深宮」の意味・読み・例文・類語

しん‐きゅう【深宮】

奥深い宮殿。

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精選版 日本国語大辞典 「深宮」の意味・読み・例文・類語

しん‐きゅう【深宮】

  1. 〘 名詞 〙 奥深い宮殿。奥まった御殿深殿
    1. [初出の実例]「而年歯幼稚、未深宮」(出典続日本紀‐霊亀元年(715)九月庚辰)
    2. 「深宮(シンキウ)の中に向て、春の日の暮れ難き事を歎き」(出典:太平記(14C後)一)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐秦策・昭襄王下〕

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普及版 字通 「深宮」の読み・字形・画数・意味

【深宮】しんきゆう

奥深い宮中。〔戦国策、秦三〕足下(秦王)上は太后の嚴を畏れ、下は姦臣の態(媚態)に惑ひ、深宮の中に居りて、保傅(ほふ)の手を離れず、惑(あんわく)にして、與(とも)に姦を照らす無し。

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