有萌村(読み)ありもいむら

日本歴史地名大系 「有萌村」の解説

有萌村
ありもいむら

[現在地名]紗那郡紗那村大字有萌

明治初年から大正一二年(一九二三)までの村。紗那郡の西端に位置し、西は択捉えとろふ留別るべつ村、北はオホーツク海に面し、有萌川が紗那湾に注ぐ。南は太平洋に面する。明治初年にアリモイなどを包含してアリモイ村が成立。同六年(一八七三)戸数はアイヌ八、男一四・女一〇、寄留人は平民男二一(千島国地誌提要)。同八年村名表記が有萌に改まる(根室支庁布達全書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android